<令和6年10月6日(日)>
淡交会湘南支部創立50周年記念式典が大磯プリンスホテルにて開催されました。
天候や気温を心配していたのですが、雨はほぼ上がり薄曇り気温低め、袷の着物で参加して参りました。
・・・30周年・40周年と10年の区切り毎に記念行事が行われていたとのこと。今回、このような式典へは初参加です。
薄茶席・ホテルのお食事・そしてお土産(*'▽'*)楽しみルンルンです🎵
いけません、式典なのですよ!
式典の流れ(概要)は、開会の辞から始まり、「利休居士道歌」・「ことば」の唱和、黙祷、と研究会の要領で続き、お家元のビデオメッセージが流されました。
当初お家元直々御臨席賜る予定だったものが、事情で叶わなかったのです。お家元のオーラに直に触れたかった私はとても残念でありましたが、ビデオという手があったのですね。これは嬉しかったです。
その後、主催者の挨拶、御来賓の方々からのご祝辞、功労者表彰(淡交フェロー)、最後に伊住宗禮様による記念講演でした。伊住宗禮様は、茶道総合資料館館長・今日庵文庫長であり、歴史的知識はすばらしいものでした。
その他アイドルタイムには道具の扱いについてのビデオ上映、淡交社の方の茶道関連品の販売コーナーもあり、めったに手に入らないという末富の麩焼きせんべい「又新」を購入、これも嬉しいお土産です。
300名前後の参加があったようですが、受付時間がグループ分けされていて、受付から退場解散まで混乱なくスムーズに終了いたしました。タイムテーブルや動線の検討はさぞ大変であったろうと想像いたします。事務局の方々お疲れさまでした。
この10年をわたしなりに考えてみます。
世界的に大規模自然災害発生。エボラ・テング熱・コロナなどの流行、テロや紛争の勃発、難民の発生と受け入れ国の混乱、企業や組織などの隠されていた不正の発覚。国の政治のまずさも数々露呈したように思います。
日本国としては、天皇陛下の生前退位があり平成から令和へと元号が変わりました。
10年で一括りするのは違うのかもしれませんが、生活の風景も変わったように思います。
茶道の世界はどうなのでしょう?
茶道人口が減っていると聞きますが、本当の数字は私にはわかりません。
ただ、本屋に置かれている茶道関連本が減っていることは確かです。
この度は淡交会という組織の式典でありましたので、会員に示す総括なり指針のような何かがあっても良かったのかな・・・などとちょっと辛口な感想を持ちました(生意気な)。
生意気というより、自分が知恵無く非力なので誰かに説明してほしい・方向を示して欲しいという甘えですね。
今日はあれこれ考えたので、普段使わない頭が疲れてきました。自分の足りなさを自覚するばかりです。これにて休みます。おやすみなさい。
下は、大磯プリンスホテルの庭に出て撮ったプールと海の写真です。午後は陽が差して暑いくらいとなりました。
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