<令和6年4月21日㈰>
今年はまだまだ桜を楽しめる気候です。ソメイヨシノと八重桜が同時に、さらに藤まで咲き始めました。
花に浮かれ ゆっくり散歩したくなるそんな今日、春の茶会へお邪魔して参りました。
会場は「ひらしん平塚文化芸術ホール」。
このホールには和室が一部屋あるのですが、一席はその和室で表千家さん、もう一席は裏千家で点茶盤での立礼席でした。
印象に残ったお道具も多々あるのですが、いつものごとく覚えきれません。
片口水注型の水指(塗、波とミル貝の蒔絵)、塗の御所籠?(何かの写し)・・・などの品々が独特の雰囲気と存在感で調和しておりました。
長寿社会の今ならではの 考えた方が良いと思うことがあります。
正客になってくださる経験豊かな諸先輩方の中には、諸事情から白湯を所望しなければならない場合も出てきております。そんなときでもスムーズに対応できるようにいたしましょう!白湯の提供も普通にいたしましょう!ということです。
今の私は『えっ、いきなり白湯?』と構えてしまいます。
お点前だけのことでなく、座の心持ちとしても普通にしていかれたら良いなと思っています。
長く茶道を嗜んできて あるときから抹茶が飲めなくなるなんてこと、これからますます有り得ますし、抹茶が飲めないからといって茶席に立ち入り禁止などは茶道の精神に反しますよね。お稽古のときも然り。
『一碗からピースフルネス』、一碗は白湯でもよろしい!
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